当院でできる検査
CT検査
CT検査は、X線を身体の周りから照射し体内を透過したX線量をコンピュータで処理することによって体の輪切りの画像を得ます。身体のあらゆる部位の内部構造を画像化することが可能です。一般のレントゲンでは得ることの出来ない詳細な体内の情報を得ることができます。当院では最新の80列高精細マルチスライスCTを導入しております。
何がわかるのか?
- 頭部CT検査
- 認知症の原因となる脳萎縮の程度
- 脳出血・脳梗塞・くも膜下出血
- 頭部外傷による頭蓋骨骨折・脳挫傷・頭蓋内血腫
- 胸部CT検査
- 外傷性変化(肋骨・胸骨骨折・血胸・気胸)
- レントゲンでは判別しにくい早期肺がん
- 肺がしぼむ気胸・息切れをおこす肺気腫
- 胸部大動脈瘤
- 腹部CT検査
- 肝臓、膵臓、腎臓、副腎、胆嚢などの精密な検査
- 腹痛の原因とはる虫垂炎・腸閉塞・胆石などの評価
- 腹部大動脈瘤
大腸3D-CT検査
(大腸仮想内視鏡検査)
最新の80列高精細マルチスライスCTを利用した新しい大腸検査方法です。大腸を炭酸ガスの注入によって拡張させてから、CT撮影をすることで、大腸の3次元画像を簡単に得ることができます。欧米では、CTを用いて大腸を診断することが一般化しており、“CTコロノグラフィ(CTC)”として大腸がん検診への応用が始まっています。
上部消化管内視鏡検査
(胃カメラ検査)
胃カメラは、食道・胃・十二指腸を直接観察する検査です。食道がん・胃がんなどの悪性腫瘍のほかに逆流性食道炎や胃・十二指腸潰瘍、急性胃炎やピロリ菌感染の有無などの診断が可能です。当院では苦痛の少ない経鼻内視鏡を使用しています。経口からの検査の際にはご負担を軽減するため、鎮静剤を併用した検査もおこなっております。
胃カメラ検査で見つかる病気とは?
- 食道
- 食道がん、逆流性食道炎、食道憩室、食道静脈瘤、食道カンジダ症、アカラシア など
- 胃
- 胃がん、胃潰瘍、慢性胃炎(ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎)、急性胃炎、胃ポリープ、胃粘膜下腫瘍、胃アニサキス症 など
下部消化管内視鏡検査
(大腸カメラ検査)
大腸カメラは、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの全大腸を詳しく調べる検査です。
大腸がん、大腸ポリープ、大腸憩室症、炎症性腸疾患などの診断が可能です。また必要があれば内視鏡検査中にポリープ切除をその場で行いますので、診断から治療までが一連の流れの中で行われ、経済的・身体的・時間的負担が軽減されます。また検査前処置として必要な腸管洗浄剤の内服に関してはトイレ付きの前処置室を設けてありますので院内でも準備をしていただけます。
大腸カメラ検査で見つかる病気とは?
大腸がん、大腸ポリープ、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、大腸憩室症、虚血性腸炎 など
腹部超音波検査
(腹部エコー検査)
腹部エコー検査とは、超音波を対象物に当てて、その反射を映像化することで対象物の内部の状態を調査することのできる画像検査法の一つです。腹部に超音波をあて、5つの臓器(肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓)を中心に、異常がないかを調べます。胆石、ポリープ、のう胞、腫瘍などの病変、脂肪肝、慢性肝炎などの疾患、各臓器の形態などを観察します。
放射線を使用するレントゲン、CTと比較して被曝がないため、どなたでも安心してお受けいただける検査です。
午前の検査の方は朝食を、午後の検査の方は昼食をお控え下さい。(お茶・お水は少量であればお飲みいただけます)